4人家族1ヶ月分の消費量を4~5ロールでカバー
丸富製紙株式会社は2016年8月30日、国内最長となる1ロール250mのトイレットペーパー「超ロング」を発表した。9月1日の「防災の日」に開催される、経済産業省の「トイレットペーパーの備蓄推進に関するパネル展示」で展示される予定。
2011年3月に発生した東日本大震災では、店頭からトイレットペーパーがなくなるなど、全国的にトイレットペーパーが不足したことは記憶に新しい。
また、現在トイレットペーパーの国内生産の、約4割が生産されている県は、近年より東海地震の発生が懸念されている静岡県である。
このことから、万が一静岡県が被災した場合、トイレットペーパーの全国的な供給不足が予想されることもあり、経産省では、普段使用するものとは別に1ヶ月分程度の備蓄を勧めている。
従来の芯なしロールを、最後まで使えるよう改善
今回開発された「超ロング」は、長年培った独自の長尺技術を用い、通常の有芯ロールの、約4倍の長さを実現。
取り換え頻度を大幅に削減できるうえ、一般的に購入されている12ロール入りパックを、4ロールでまかなえるので、保管スペースも従来の3分の1に削減することができる。
柔らかな品質にこだわったパルプ100%を使用し、長尺ロールとしては初のデザイン性の高いロール柄を採用したAタイプと、環境にやさしい再生紙を100%使用し、丈夫でしっかりとした紙質で防災備蓄品にも最適なBタイプをそろえた。詳しくはウェブサイトで。
(画像はプレスリリースより)
史上初、国内最長のトイレットペーパー「超ロング」が誕生!防災備蓄品として最適! - 丸富製紙株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000020832.html丸富製紙株式会社
http://www.marutomi-seishi.co.jp/