コンクリートに替わる、新しい建築材料「CLT」
株式会社エヌ・シー・エヌは、平成26年5月16日(金)~18日(日)開催の「ロハスデザイン大賞2014新宿御苑展」にて、木質材料CLT(Cross Laminated Timber)を使用した木造エコハウス「Fun to Share ハウス」を公開する。
(画像はプレスリリースより)
CLTは、ひき板を並べた層を、層ごとに板の方向が直交するように重ねて接着した木製の大判パネル。寸法安定性・断熱性・遮音性・耐火性が高く、優れた省エネ効果や耐震性を持ち、速く容易に施工できるなどの特長を持つ。鉄骨や鉄筋コンクリートに比べて製造時のCO2放出量が少なく、重量が軽いことも魅力。
CLTはコンクリートに替わる建築材料として期待され、ヨーロッパで普及が進んでいる。日本ではまだ活用事例が少ないものの、国内では需要の少ない国産のスギ材が、CLTの普及に伴って需要が拡大することも期待されている。
CLTのエコハウス「Fun to Share ハウス」を見に行こう
「Fun to Share ハウス」は、低炭素社会実現に向けた環境省のキャンペーン「Fun to Share」の一環として設計・施工されるもの。今回の展示は、日本ではまだ数少ないCLTを利用した建物を目にする貴重な機会といえる。
「第9回ロハスデザイン大賞2014 新宿御苑展」概要
開催場所:東京/国民公園新宿御苑(東京都新宿区内藤町11)
開催期間:平成26年5月16日(金)~18日(日)3日間
時間:9:00~16:00(閉園は16:30)
入園料金:新宿御苑入園料として大人1名200円/小中学生50円/未就学児童無料
(プレスリリースより引用)
株式会社エヌ・シー・エヌは、今後もCLTを用いた建築の開発を積極的に行っていくとしている。
「コンクリートから木へ」 |NCNのプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000004739.html